京都の魅力

Charming Kyoto
京都は日本の中でも最も旅行者に人気のある場所です。どんな人をも満足させることができるのが京都です。京都と聞いて思い浮かべるのはどんなものでしょうか?京都議定書でしょうか?それとも、1000年の歴史でしょうか?京都には、人々を惹き付けてやまない様々な魅力があり、Travel + Leisure という世界有数の旅行雑誌で京都は2014年度ベスト旅行地に選ばれました。

日本文化の創造地・京都

Historical City 1200年の歴史を持つ京都は、日本文化の要地として栄えてきました。そのため、古都、京都には、清水寺や金閣寺、銀閣寺をはじめとした17もの世界遺産があり、日本にある国宝の約20%が京都市内に集中しています。また、京都には、美術館や博物館、文化会館など数多くの文化施設があり、美術品や伝統芸能などを鑑賞する場が豊富にあります。さらに、こうした歴史的建造物や伝統的・近代的文化芸術に加えて、日本時代劇の世界を伝える東映太秦映画村や、今や世界から注目されているマンガ文化を展示、研究する京都国際マンガミュージアムなど、日本の現代文化を学ぶ施設もあります。このように、古今の日本文化を十二分に学べる京都は、日本文化を知る上で最もふさわしい場所、といっても過言ではありません。さらに、京都では、葵祭や祇園祭、時代祭や五山送り火といった京都四大行事はもちろん、一年を通して様々な伝統行事が行われています。こうした行事に参加することで、季節や伝統を身をもって感じられるのも京都の素晴らしさの一つです。また、伝統行事への参加に限らず、京都では、西陣織や京焼といった工芸制作体験から、十二単や舞妓姿などの衣装着付け体験、和菓子作りや茶道、華道体験など、様々な伝統文化に触れ体験する場、機会が整っています。このように、日本文化を心ゆくまで触れ、鑑賞し、体験し、味わえるのが、京都の大きな魅力です。

大学のまち 学生のまち・京都

University Town 京都は、世界を代表する学術研究都市としても発展してきました。その歴史は古く、平安遷都以来、律令制の下で作られた官僚育成機関である大学寮にまで遡ります。そして、1200年の時の流れを経て、現在では40を超える大学、短期大学が集積し、「知」の研鑽がなされる「大学のまち京都」としての地位が確立されてきました。このことは、ノーベル物理学賞を受賞した湯川秀樹博士や、 iPS細胞を発見し、ノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥教授、島津製作所社員としてノーベル化学賞を受賞した田中耕一氏など、日本人ノーベル賞受賞者には、京都に縁のある研究者が多くいることにも表されています。このように、京都は、連綿と続く歴史の中で、伝統的なものを守りつつ、そこから最先端の知識、技術を生み出し発展させることにも大きく貢献してきました。そして、今では、例えば京都精華大学国際マンガ研究センターのように、新しい文化を研究する中核地としても大きな意義を持つようになってきました。また、「大学のまち京都」は「学生のまち京都」でもあります。実際、京都市に暮らす10人に1人は大学生です。こうした現状を反映して、京都には、学生生活を十二分に楽しめる環境、機会が数多くあります。その一つが、学生プロデュースの祭、京都学生祭典です。京都学生祭典は、大学生と産・学・公・地域が連携し、京都を盛り上げていくことに大きく貢献しています。こうした、全国でも例を見ない祭が開催できるのも、「学生のまち京都」ならではのことです。さらに、京都の学生生活を楽しめるのは、日本人学生だけではありません。京都市は、留学生を対象に、一定期間、京都市内の文化施設などの入場が無料となる「留学生おこしやすPASS」を発行したり、留学生の就職や社会参加のお手伝いをする「京都市留学生いきいき人材バンク」の運用などを行ったりと、留学生の進路、生活支援を積極的に行っています。このように、京都は、国内外に開かれた大学のまち、学生のまち、として大きな重要性、魅力を兼ね備え、今なお発展を続けているのです。

モノづくり都市・京都

Creativity and Technology 京都は、歴史あるベンチャー企業の集積地としても知られています。その一つ、島津製作所は、明治維新から間もない1875年に京都木屋町二条に創業されて以来、日本で初めて有人軽気球の飛揚に成功したり、世界初の遠隔操作式X線テレビジョン装置を開発したりと、数多くの日本初、世界初の発明を生み出してきました。そして、2002年には、ノーベル賞受賞者まで輩出しています。また、オムロンや京セラ、村田製作所、ロームなど、京都で誕生して以来、先駆的かつ高度な技術で世界の産業をリードしてきた企業が、京都には数多くあります。さらに、ワコールや任天堂など、衣料品や家庭用レジャー機器製造における世界的なリーディングカンパニーも京都から生まれています。こうした事例からも明らかなように、京都には、優れたベンチャー企業が育つ土壌があります。というのも、京都には繊維工業、窯業など、 1200年続く軽工業の歴史があり、軽工業を中心とした技術の蓄積があるからです。例えば、ファインセラミックス技術のルーツは、「清水焼」など伝統的な焼き物(陶磁器)の技術にあり、半導体技術のルーツは、写真製版の転写技術にあります。また、精密機器の表面処理技術のルーツは、仏壇などの金めっき加工技術にあります。こうした技術の蓄積から、数々の新技術が生まれ、京都は、モノづくり都市として発展してきたのです。また、こうしたベンチャー精神を支える京都のモノづくり文化、歴史を継承しようと、京都市では、「モノづくり都市・京都」の個性を強化する試みが積極的に図られています。その一つが、「京都こどもモノづくり事業」です。産・学・公提携・市民ぐるみによって、小中学生がモノづくりを学び、体験する機会を創出することで、伝統産業と先端技術産業の維持、発展に貢献しているのです。このように、モノづくりの精神が育まれ、優れたベンチャー企業を生み出してきた歴史も、京都の大きな魅力の一つに数えることができるでしょう。

自然の中の都市・京都

Kyoto in Nature 京都府の面積は約4,600㎢で、南北に細長く、北は日本海の方まで伸びていますが、261万の人口のうち150万人近くの人々が京都盆地にある京都市内で暮らしています。京都盆地は、三方を山に囲まれ、東西は10km少々、南北も15km程度の範囲に収まる程度の大きさです。また、市内は、平安京造成時(794~)の都市計画の名残りで東西、南北に通じる街路をもって碁盤の目状に区切られており、まっすぐな道が多く、高い建物が少ないのが特徴です。市内各所で山々を見ることができ、鴨川や桂川などの川は市民の憩いの場として利用されています。このように、京都は大都市でありながらも、自然を近に感じられる素晴らしい場所です。
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