日本のマナー
日本に来ると、その独特の文化や習慣に困惑することもあるかもしれません。そうしたカルチャーギャップに備えるために、日本のマナーを学んでおきましょう。
靴を脱ぐ
一般の家庭では、屋内では靴を脱ぎます。たいていの場合、玄関に靴を置く場所が設けられています。レストランや宿泊施設やその他の公共施設でも靴を脱がなければならないことがあります。その際には、スリッパが用意されています。トイレにスリッパがある場合は、それはトイレ専用なので、トイレの中だけで使用し、そのスリッパを別の部屋で履かないようにしましょう。
身体的距離
日本では挨拶をする時に相手の体に触れることはほとんどなく、握手をすることもあまりありません。その代わり、お互いにお辞儀をします。「ありがとう」や「さようなら」一語だけでも数回お辞儀をする場合もあります。
恥ずかしがりや
日本人は比較的シャイな人が多く、目線を合わせることを避ける傾向があります。特に外国語で話しかけられると、非常に恥ずかしがる人もいます。しかし、それはそのような場に慣れていないだけで、たいていの人は優しく対応してくれます。
音を立てる
日本人は静かな環境を好む場合が多いので、特に公共の場では騒音を立てないように注意しましょう。電車内で大声で話すのは失礼だとみなされています。また、人前で鼻をかむことも失礼に当たります。
ごみ
日本でごみを捨てる場合、少し不便に感じるかもしれません。公共の場にごみ箱があまり置かれていないからです。しかし、自動販売機の横には、ペットボトルや缶用のごみ箱が設置されている場合が多いので、それらを利用するようにしましょう。